東日本高速道路は6日、常磐自動車道山元(宮城県山元町)−仙台東部道路岩沼インターチェンジ(IC、岩沼市)間の約13・7キロで4車線の運用を始める予定です。
同日午後3時ごろ、これまでの2車線(片道1車線)から4車線(同2車線)に切り替わります。規制速度は現在の70キロから100キロに引き上げられます。
スマートICのある鳥の海パーキングエリア(PA、宮城県亘理町)の駐車場拡幅工事も同日、完了。完成式典が亘理町長瀞小で開かれます。
4車線化は東日本大震災からの復興が円滑に進むのを支援するため、国が2016年に表明し、17年7月に着工しました。総工事費は約400億円。復興の加速、人の移動や物流の活発化が期待されます。
常磐道は15年3月に全線開通。いわき中央(いわき市)−広野IC(福島県広野町)間の約27キロでも4車線化工事が行われています。