今日が中秋の名月、十五夜です。
中秋の名月は、十五夜にちなみ15個の団子を3段で並べるのが一般的です。1段目9個(3×3)、2段目に4個(2×2)、3段目に2個を盛ります。
ピラミッドのような山の形に団子を盛り付ける理由は、一番高い団子が「霊界」に通じるアンテナのように考えられてきたからといわれています。
盛り付ける器は、本来は「三方」を用います。神事では白木でできたもの、仏事では塗りもの(三宝)に白い紙を敷き団子を飾るのが一般的です。月が見える位置に設置し、三方の穴が開いていない方を月側にするのが基本です。ただし、現代では三方がある家は少ないので、お盆や大皿に紙を敷き、並べて供えます。
十五夜が見れるといいですね。