平成30年3月6日仙台管区気象台の発表で蔵王山の噴火警戒レベルが1へ引き下げられました。
蔵王山では1月28日に地殻変動を伴う火山性微動が発生してから、火
山活動が高まった状態となりましたが、2月4日以降地殻変動に変化はなく
、2月8日を最後に火山性微動は観測されていません。
また、これまでに行った上空からの観測では、御釜周辺や丸山沢噴気地熱
地帯及び振子沢を含む蔵王山周辺に異常は認められません。
これらのことから、蔵王山では想定火口域(馬の背カルデラ)から概ね1.2kmの範囲に影響を及ぼす噴火の発生する可能性が低くなったものと考
えられます。
今後の火山活動に関する情報に留意してください。
http://www.jma.go.jp/jp/volcano/forecast_02_20180306135609.html