最近、全国的に熊の目撃情報が増えているように感じます。昨日も、大衡村において自宅玄関先で熊と遭遇し、60代の住民がけがをされたとの報道がなされました。
当蔵王町内でも熊を目撃したとの情報が流れており、町では防災無線を活用して、熊に遭遇した際の対応について注意喚起しています。
他県では、人や飼っていた犬が熊に襲われたとの情報もあり、非常に注意が必要な状況になっていると思われます。
専門家の方の調査では、本来、この時期の熊は、ドングリ等を大量に食べて冬眠に備えているそうなんですが、駆除した熊の体内からドングリ等はほとんど見つからなかったそうで、こういった熊が食べる木の実等が不作のため、人家の近くまで食料を求めて、山から降りてくるのではないかと言われているようです。
そのため、自宅周辺には、熊を寄せ付ける様なもの、いわゆる[誘引物]となる生ごみや柿の実等を放置しないことが必要ですので、注意したいものです。
当施設内においては、猪は何度か目撃されておりますが、熊の目撃情報はありませんのでご安心ください。
しかしながら、もし、熊を見掛けたら、慌てず、静かにその場を離れることが重要です。熊を刺激することなく、車内や住宅内に避難するようご注意願います。



