005年12月、雪の降り始めた山水苑で妻の夢は叶いました。念願の別荘が完成したのです。
山水苑内に土地を購入したのは1990年でした。東北有数の温泉地遠刈田温泉、蔵王の自然、仙台が近い、そして管理が行き届き女性に優しい温泉のある別荘地そのものに感動して購入を決めました。諸事情もあって、「早く家を建てられるといいね」を合言葉に15年が経ちました。その間、山水苑内の「我が土地」を見に年に1、2度は蔵王に通いました。山水苑の居心地の良さや蔵王の自然の素晴らしさに加えて、ペンション蔵王パルさんのおもてなしの心に惹かれたことに尽きます。
自宅完成後は、妻の勤務の関係から蔵王で過ごせる時間に制限がありましたが、毎月一度大荷物を車に積んで2、3泊は蔵王の自宅で過ごすようにしました。夫婦共々蔵王でリフレッシュして、「さあー、また一ヶ月頑張るぞ」と心を新たにして横浜へ帰りました。「やまぼうし」に寄稿された皆様が異口同音に褒め称えている生活が送れることも納得しました。2、3泊して帰るのではもの足らず、正月、ゴールデンウィーク、お盆それと年何回かの連休を楽しみに待っていました。妻が定年退職した後の蔵王と横浜での生活パターンも色々夫婦で話しあい、「少なくとも蔵王に月の半分はいようね」と言うのが新たな妻の夢になりました。
蔵王の自宅に通い始めてから早5年が経とうとしています。今は、蔵王の自然そして山や海や田畑の幸に触れることができて大変満足しています。蔵王の自然の恵みは勿論ですが、ここには素晴らしい人の恵みもあります。前出のペンション蔵王パルさんご家族には自宅建設からその後の生活全般に亘っての良きアドバイザーとなって頂いております。向かいのご夫婦、隣のご夫婦、同じ関東から来られているご夫婦とお知り合いになれ、また、蔵王町の色々な施設やイベントで働く人達とも触れ合うことができて蔵王での生活に潤いが生まれました。管理事務所の方々の日々の努力により守られた苑内の自然と住環境に浸るだけでなく、良き人達に会いたくて蔵王へ来たくなっているのです。
私は横浜だけでなく蔵王でも仕事をしていますが、会社を退職したばかりの妻は新たな出発を期して横浜・東京で毎日勢力的に行動しています。御蔭で、「少なくとも月の半分を蔵王で過ごす」といった夢は当分叶いそうにありません。それでも、蔵王の自然の恵みや人の恵みに触れたくて毎月できる限り沢山ここに滞在しようと思っています。
歴史上、最も古く登場する蔵王町内の地名は、何だと思いますか?
蔵王町史の資料編Iを見ると、その答えはどうやら『根無藤』と『四方坂』のようです。吾妻鏡という鎌倉時代の書物に登場するのだそうです。この二つの地名は、実は一本の道沿いにある地名です。その道は、蔵王町宮から永野の役場裏を通り、町尻を経て四方峠を越えて川崎町前川へ、さらに笹谷峠を越えて山形県へと抜ける道で、江戸時代には『笹谷街道』、明治時代には『羽前街道』と呼ばれていました。
この道の歴史は古く、平安時代(今から1,000年ほど昔)にはすでに奥羽山脈をはさんで陸奥〜出羽両国を結ぶ街道として使われていた、古代の東北横断道だったのです。重要な街道として当時の政治・軍事の舞台となることも多かったことから、街道沿いの地名も古い時代から記録に残されることになったのでしょう。平安時代から戦国時代にかけては主に政治・軍事に利用される道でしたが、江戸時代になると、商人や出羽三山参りの旅行者が行き来する道へと移り変わっていきました。まれには山形・秋田地方の大名行列も通ることがあったようです。
この街道は、現在ではほとんどの区間が改良されていますが、四方峠へと続く1kmほどの区間は昔ながらの峠道が残されており、地元住民の手によって歴史散策路『旧羽前街道保存地区』として整備されています。木漏れ日いっぱいの雑木林の中を縫うように続く山道は、秋の散策にはもってこいです。また、10月17日には、地元住民の手作り歴史イベント『羽前街道道中まつり』も開催されます。1,000年の昔からかけがえのない街道として使われてきた羽前街道。今では、自然いっぱい、歴史いっぱいのおすすめスポットとして、私たちを楽しませてくれているのです。
※最古の地名としては『刈田』が奈良時代から使われていますが、これは広い地域の呼び名であることから除外しました。
執筆者 佐藤 洋一氏(蔵王町教育委員会)
キノコ狩りはたいへん楽しいです。 健康にもよいし、自然栽培なので新鮮で地価より安くなっておりますので、ぜひ皆さんご参加ください。
【日時】 |
10月23日(土)午前9時 管理事務所集合 雨天順延10月30日(日) 各自車で移動 10時から12時まで キノコ狩り |
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【場所】 | 白石市大鷹沢大町字矢ノ口東15 |
【申込】 |
10月22日まで 蔵王山水苑管理事務所 電話 0224-34-2341 ※歩きやすい服装、靴でご参加ください。 |
【料金】 | 入場料は無料・採ったキノコは量り売りになります。 |
ナメコ・ジャンボシイタケ・ヒラタケ等 ……100円/100g
マイタケ・ハタケシメジ・ムラサキシメジ …150円/100g
※その他種類豊富に揃えておりますが、天気により収穫出来ない場合がございます。現地でお土産など地方発送も受け付け致します。
秋の味覚のひとつ・里芋は蔵王町の特産物の一つです。どことなく郷愁を誘う里芋、蔵王の美味しい食材を使った簡単レシピをご紹介いたします。
※お代わりしたくなるほど美味しいですよ!お試しくださいね !!
<(_ _)>ご意見ありがとうございました!! 今後も皆様が快適にお過ごし頂けますよう努めて参ります。
山水苑内にて、9月に介護タクシー「なごみ」が開業しました。ご本人様とご家族様の快適なくらしを、介護資格を持ったスタッフがサポートします。ぜひご利用ください。
【予約受付ダイヤル】 | 0224-34-1955 |
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【携帯】 | 080-2808-5571 |
【受付時間】 | 午前8時〜午後8時 |
■お電話お待ちしております。
蔵王山水苑の資料請求の皆さまへお送りしています「パンフレット」のデザインがリニューアルしました。この機会にぜひ蔵王山水苑へ関心のあるお友達やお知り合いの方に差し上げて頂ければ幸いです。管理事務所へ何なりお申し付け下さいます様よろしくお願い致します。
長年放置されていました苑内入口近くの白い大きい建物、この度当社の所有となりました。これから順次補修などをして参りたいと思います。
繰り返しのご案内になりますが、アナログ放送終了に伴い苑内の共同アンテナは廃止になります。現在、皆様には個別アンテナの設置をお願いしております。また個別アンテナを設置しても受信できないエリアにおきましては、10月から苑内にも導入された光通信を活用しての地デジのご視聴も可能になります。 詳しくはこちらまでお問合せをお願いいたします。
(株)NTT東日本・宮城営業部光マーケティング部門 |
Tel:0120-816307 Fax 022-217-8701 |
受付時間:9:30〜17:00(土日祝及び年末年始除く) |
管理事務所から近く、歩いて行けますお食事処を毎回、ご紹介したいと思います。今回は歩いて5分のところへ8月14日に、菜食「左ェ門」(さえもん)がオープン致しました。蔵王の食材を主に野菜をベースにした、懐石料理で美容と健康にぜひご利用ください。
菜食「左ェ門」 電話 0224-34-1156
この「トウガン」(冬瓜)は山水苑のオーナー渡辺様が貸農園で栽培したものです。大きさは長さ45cm・周囲は62cmもあり、あまりにも立派な実なので管理事務所に置いて皆さんに見て頂いております。土に親しみながら野菜栽培を楽しんでいる仲間は毎年増えております。みなさんも貸農園仲間とご一緒しませんか。
今年度2回目の草刈りが9月から始まり、追い込みに入っております。今年は猛暑の影響もあり雑草の伸びが早く、草刈り作業には大分苦労しております。管理事務所にご依頼されていないオーナー様は、例年よりお早めに草刈りを実施して頂けます様ご協力をお願い致します。
昨年から蔵王山水苑の森づくりという事で、苑内の過密となっております杉林の間伐等森林施業が最終を迎えております。引き続き間伐により何かと騒音なでどご迷惑をお掛け致しますが、皆様のご理解ご協力を頂きます様お願い致します。11月に完了予定ですので、この機会にオーナー様の敷地内の立木などの伐採についてご要望がございましたら、お見積りは無料ですのでお気軽にお問い合わせください。
8月21日(土)に介護老人保健施設リラの郷様と合同で開催しました夏祭り花火大会、沖縄在住の歌手ハーベスタを迎えての野外ライブやピアニスト山口慶子様のピアノ演奏を交え夜空にひらく打ち上げの花火を間近に見て聞いて楽しんで頂けたのではないでしょうか。
お陰様で好評のうち会を終える事ができました。これもひとえに皆さまのご協力のたまものと感謝申し上げます。ありがとうございました。
〒989-0916 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉字小妻坂 75-31
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