やまぼうし通信
2015 SPRING Vol.91
表紙 観光花木園 平成26年5月撮影 我妻農園様 提供
お問い合せ 蔵王町曲竹馬越14-5 TEL:0224-33-2565
入園料 大人300円、高校生以下無料
※4月20日から開園予定(パンフレットは管理事務所にございます)
表紙 観光花木園 平成26年5月撮影 我妻農園様 提供
アウトドアが好きで走り回っていた頃、ふと山水苑の広告を目にしました。しっかりした管理と温泉付き、治安もよくすっかり気に入り、一九九二年土地を購入したのがきっかけで、八年間は年二回宅地内の草刈、定年後に建てようと思いつつ待ち切れず、2000年念願の家を建て、毎週末仕事を終えると家族で、山水苑で滞在するようになりました。
自宅仙台から車で約50分、喧騒を離れ、温泉に入りゆっくりと過ごし、一週間の疲れをとり、明日への活力を得る場所となりました。通うにつれ蔵王の四季の素晴らしさにすっかり魅了されました。愛犬との散歩は苑内でも早朝と午後欠かさず、蔵王ならではのさまざまな自然が出迎えてくれました。
苑内では3月からウグイスの鳴き声が和ませてくれます。ウグイスとの対話が面白いですよ、と述べたら驚くでしょうが、みなさんもお試しなされたらきっと楽しめますよ。
手作りでウグイス笛を作成し、吹いてみたところなんと、ウグイスが「俺の方が上手いよ」とばかりに、応えてくれたのです。ウグイスの縄張り宣言らしく、「もう住んでるよ」とか、語尾へケキョケキョケキョを追加した声で、「真似出来ないだろう」と自慢げに応え、まるで対話を交わしているような気にさせます。毎年この時期が来るのが楽しみになりました。ウグイス笛作成方法に興味のある方は、インターネットの『うぐいす笛』で検索下さい。
常々やりたかった家庭菜園もようやく叶い、2003年山水苑斡旋用地で始めました。何せズブの素人、何も分からずゼロからのスタート。世話をする時間がとれず、ちょっと間を置くと雑草に覆われ、くじけそうになり、上手な方を見ながらそっくり踏襲したつもりがうまくいかず、失敗の連続でした。
いつしか畑仲間も増え、みなさん先生となって手ほどき下さり、何とか収穫も出来るようになりましたが、何年やっても反省事項が残り、来年はあそこを改善しようと、チャレンジ精神を奮い立たせます。それでも汗水流しての新鮮な野菜は格別です。又これを機に挨拶にもこんな会話が入り、苑内での交流も次第に広がったのも確かでした。
晩秋に入ると雑木林がゴーと叫び声をあげ蔵王おろしが吹き始め、やがて山々は雪に包まれ眠りへ就きますが、この厳しい季節でも決して他では見られないファンタジックな世界を与えてくれます。
澄み切った真っ暗な夜空に満点の星を目にした時、これぞ『星降る夜』かと思わず驚愕、寒さを忘れ見入ってしまいます。一番のおすすめは、夜明け前の太陽が先ず蔵王連峰を照らし、白銀の屏風ヶ岳の壁を朱に染め、東の空から太陽がゆっくりと顔を出す光景は、何度見ても感動させられます。
退職しサンデー毎日となった今、蔵王の四季を満喫しながらスローライフを楽しんでいます。いまにも「日本っていいな」のフレーズが聞こえて来そうですね。
いぶきの丘 浪岡
日常的な買い物に困難を抱えている高齢者等を対象に日常生活用品(生活に欠かすことができない食料品や衣料品・日用雑貨まで)の買物代行宅配サービスを行います。毎日の買い物にお困りの方、入会金・年会費は無料ですのでご利用ください。
【買物代行宅配料金】1回1000円
【配達日】毎週火曜日・金曜日
※お電話にて配達日の12時までご注文でも商品はその日のうちにお届けします。
【ご注文先】おぜきや
蔵王町遠刈田温泉寿町三番地
TEL 0224-34-2727 FAX 0224-29-3345
A. 除雪作業におきましては、オーナー様のご協力を頂いて作業を実施しています。ご利用されているオーナー様の路肩には、できる限り雪が上がらないよう配慮しながら除雪作業を実施しておりますが、操作時それでもブレードから雪がこぼれ路肩に雪が上がるのも現実です。オーナー様には路肩に上がった雪の除雪のご協力を重ねてお願い申し上げます。
A. 苑内には空地に見える土地でも所有者様がいます。無断駐車はご遠慮下さい。敷地内には、温泉管や水道管が埋設してあり破損の恐れがございます。破損した場合は修理費をご負担して頂くようになります。尚、苑内に臨時駐車場がございますので臨時駐車場をご利用ください。詳しくは管理事務所までお問合せ下さい。
ワシはざおうさまじゃ。今回からワシの『真田の郷日記』を載せてもらうんじゃ。よろしくなのじゃ。
みんなは真田幸村を知っているかな?今から四百年前、大坂夏の陣という戦いで、徳川家康をあと一歩まで追い詰めながら惜しくも討死した武将じゃ。見事な戦いぶりから『日本一の兵』と称えられた人気武将なんじゃ。ちなみに『日本一の兵』は『にほんいちのへい』じゃなく『ひのもといちのつわもの』と読むんじゃ。ここ、大事なポイントじゃ。
幸村の死後、次男の真田大八はひそかに白石城主・片倉重綱に育てられ、成人後、伊達家の武士となって蔵王に領地を得て暮らしたんじゃ。そんな訳で、蔵王町は幸村と深いご縁があるんだが、この話はまた今度。今回は甲冑の話をするんじゃ。
ワシの兜を見てくれ。赤くて脇に鹿角が付いとるじゃろ。これは、大坂夏の陣で幸村が着けていたとされる兜じゃ。幸村は真っ赤な甲冑に身を包み、率いる兵たちにも赤い甲冑を着けさせたそうじゃ。合戦では、幸村は一瞬の隙をついて徳川家康の本陣に突撃したんじゃ。怒涛のごとく襲いかかる真っ赤な軍勢に恐れをなした徳川方は散り散りになって逃げまどい、家康も死を覚悟したということじゃ。幸村、大活躍じゃ!と、一般にはそのように語られとる。しかし、幸村の末裔・仙台真田氏に伝わる幸村所用の甲冑は、限りなく黒に近い褐色なんじゃ。一説には、幸村はこの黒い甲冑を身に付けて闇夜に紛れ、行軍中の家康一行に待ち伏せをかけたと伝えられとるんじゃ。
幸村の甲冑といえば赤。しかし、実は赤い甲冑は現存しておらん。赤い甲冑が史実か、はたまた後世の作り話かも判明してないんじゃ。定説と思われていることでも、実は未確定ということもあるとは、歴史とは奥が深いものじゃ。
そうそう。4月1日から7月26日までの期間、ございんホールで仙台真田氏に伝わる貴重資料を特別公開するんじゃ。幸村の黒い甲冑や六文銭の旗、家康一行を待ち伏せしたときに分捕った徳川方の旗も展示されるんじゃ。この機会にぜひ見に来てほしいものじゃな。
執筆:ざおうさま(協力:蔵王町教育委員会文化財保護係 佐藤洋一係長)
昨年に引き続き佐藤洋一氏のご協力により、今年度は第四回にわたり仙台真田氏の郷をご紹介いたします。来年は「NHK大河ドラマ 『日本一(ひのもといち)の兵(つわもの)真田幸村公』が放映されますので、たくさんの方々に魅力的な蔵王の歴史を知っていただきたいと思います。
蔵王山水苑のある遠刈田温泉小妻坂・八山地区を中心として「母なる農村を守りながら、高齢者も若者も、障害のある者もない者も、誰しもが安心して暮らせるまちづくり」を目指して始まった「蔵王福祉の森構想」。その構想に共鳴し、その実現に蔵王の農業生産者の立場から協力することを目的にして平成27年2月7日に設立された生産者組合「蔵王夢づくりの会」。
その夢づくりの会が地域の活性化と農業との連携を目指して入口のファミリーマート周辺で直売所を開設します。
オープンは蔵王町内で野菜の収穫が始まる五月末を予定しております。新鮮な蔵王の高原野菜の定期便なども計画しておりますので詳細が決まり次第お知らせいたします。
4月24日(金)〜26日(日)
ファミリーマート蔵王遠刈田店敷地内
グランドオープン5月末を予定
ロケットストーブとは200リットルドラム缶をベースに作る大きな物ですが、同様の原理で小型のペール缶を使って作る小型のロケットストーブが今、密かに広まりつつあります。キッチンロケットストーブとも呼ばれ、煮炊きには抜群の力を発揮します。木の枝数本でご飯も炊けてしまう優れもの!このロケットストーブ、皆さんで作ってみませんか。
災害時の備えとして、また里山暮しを楽しむツールとして活用すれば日々の暮しも今以上に豊かに感じられるかもしれません。
昔話の一節「おじいさんは山へ柴刈りに…」。かつての日本では、里山から拾い集めた柴(小さい雑木・小枝)を、煮炊きや暖を取るための燃料として使っていました。便利になった現代、あえてロケットストーブを取り入れた暮しが、何かをもたらしてくれそうな気がします。
【日時】4月29日(水)9時〜12時 はなみずき荘にて(雨天時はひぐらしの館内)
【参加費】3500円 部材費(ペール缶は無償にて準備します)
【申込締切】4月15日(水)まで(部材準備の為、要予約)。
お申込み・お問い合わせは管理事務所まで。
1月2日(金)に開催しました新春もちつき大会は、今回「ざおう森の回廊」様のご協力で、「アトリエデリス」佐々木シェフオリジナルメニュー西洋風雑煮が初登場しその他手作りあんこもちなどが振る舞われたくさんの方々に喜んでいただきました。また、クレープ教室は子供から大人まで並ぶほど大変好評でした。新春もちつき大会はオーナー様やご家族、お友達の皆さまと一緒に楽しめるイベントとしてこれからも実施していきたいと思います。
チャリティーで頂きました篤志の4万962円は蔵王町へ寄付させて頂きました。
ご協力ありがとうございました。
素足で表に出て風を感じながらのティータイム、ごろりと寝転んでお昼寝も格別。今は樹脂製の物も多くありますが、やはり温もりのある木製を好まれる方が多いようです。但し、風雨に晒されるウッドデッキは定期的な再塗装やメンテナンスが必要で放っておくと取り返しのつかないことに・・・。
今回は、新設・リフォーム工事共に通常工事費用より10%OFF
【期間】4月10日(金)〜5月15日(金) ※お見積りは無料です。どうぞご遠慮なくお問い合わせ下さい。
春を迎える季節になりますと気持ちがホッコリとなりますよね。コンテナガーデンで、玄関先にアクセントを加えてみませんか?
【日時】4月29日(水) 9時〜12時 はなみずき荘にて
【参加費】2000円 プランター(5号ポット)・土・春の草花
【申込締切】4月22日(水)迄(要予約)
※小さなお子様にも出来る「松ぼっくり」のオーナメント作りも同時開催(600円)。お子様とご一緒の思い出づくり、是非ご参加お待ちしております。
従来の制度に「設備エコ改修」も加わりました(三つ実施する必要があります)節水型トイレや節湯水栓など比較的手軽な工事で利用できます。詳しくは管理事務所までお問い合わせ下さい。
第一回目が大好評につき今年も山水苑のバックヤード(温泉設備)見学会を開催いたします!!
山水苑内の温泉設備を巡りながら、なぜ蛇口をひねるだけで温泉が出るのか?温泉給湯の仕組み等をご見学いただきます。定期的なメンテナンス工事の必要性も含め、皆様の「なぜ?」にお答えしていきたいと思います。温泉タマゴ作り体験も計画しておりますので奮ってご参加下さい。普段は見られない山水苑の裏側・・・お楽しみに!
【開催日時】5月5日(火)10時30分〜12時
【所要時間】約1時間30分
※小学生以下のご参加は保護者同伴でお願いいたします。
※お申込み多数の場合、締切とさせていただく場合がありますのでお早目にお申込み下さい。
二年前、山水大橋を渡っての洞沢の斜面に植樹した「あじさい」。小さかった苗も大分成長し大きな花をつけるようになりました。
今回は同場所に「やまぶき(八重咲き)」を30本、植樹しようと計画しています。
「やまぶき」の開花時期は4〜5月・「あじさい」の開花時期は6〜7月、四季折々の色鮮やかな花を楽しめるエリアになればと思います。
是非オーナーの皆様にもご参加いただきたくご案内申し上げます。ご協力の程よろしくお願いいたします。
【日時】6月14日(日)9時〜12時
伐採・間伐を行ったエリアへの植樹やどんぐりの実生苗を植える森づくり。10年後、20年後この素晴しい環境をずっと守っていけるように、今後もこうした活動を継続してまいります。
蔵王山水苑「夏祭り花火大会」の日程が決定しましたのでお知らせいたします。
平成27年8月15日(土)皆さま乞うご期待ください!
〒989-0916 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉字小妻坂 75-31
TEL.0224-34-2341 FAX.0224-34-2869
E-mail.contact@zao-sansuien.jp
〒161-0033 東京都新宿区下落合3-22-15
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