なぜか東北に魅せられて第2話
昨年11月より永らくのご無沙汰で間延びした感じでどうかと思うが、お許しを願って第2話を3日続けて話ししたい。東北というとまずこの事が頭に浮かぶ「結(むす)びの思想」「結(ゆ)いの精神」等も東北の古来からのものか「結び」とは「両極端のものを合わせて新たな物を生み出す」とか「全ての争いが終結する」とか又、神事にも繋がっていく。
「結(ゆ)い」は「農型社会」=「大家族」「集落」「絆」ということか。
ついこの頃の傾向として核家族から大家族集団居住生活様式になって来つつあるというが二世代、三世代が共同して生活をする大変いい事だと思う。
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そんな中、友絆(ともほだし)の精神が生まれ、目標に向かって力を合わせていく中で人と人との絆を取り戻し深めていく。一所懸命やる事の格好よさ。苦しい時は声を掛け合い相手にエネルギーを与え、自身の中にもエネルギーで満ちてくるはず。
与え合い、共に伸びる事で和が出来、深い絆で結ばれていく自信と誇り、意欲、前向きな姿勢、人と関わる喜び、共に伸びる大切さが友絆の実践なのか。
昔の家族生活は家族が寄り集まって助け合わないと暮らせない程、重労働だった。
今は文明の発達でスイッチ一つで何んでも出来るようになり家族が互いに関わりを必要としなくなった。これらも家族崩壊の一因なのだろう。 続く
「クリスマスローズ」いこいの森 I 邸