ここ数日気温が低い日が続いておりますが、皆様風邪などひいておりませんでしょうか?
さて、苑内の杉林の間伐が6月から始まります。去年から2年越しの計画で苑内の森林保全のために始めたものですが、なぜ間伐が森林保護になるの?と言う疑問をお持ちの方もいらっしゃると思いますので間伐について簡単に説明したいと思います。
蔵王町に限らず山を眺めてみると、緑が濃い部分と薄い部分に別れた箇所があるのが見られます。これは杉林と広葉樹林の違いです。
国内にある杉林のほとんどは戦後に植林されたものですが、日本の経済発展に伴い輸入材の方が多く活用されて来た為せっかく植林した杉が手入れもされないままに放置されています。
そしてその手入れがされていない杉林が様々な問題を生み出しています。例えば花粉症なんかもその一つですね!杉が密生することで光が入らずに、下草も生えなくなり結果的に土砂崩れなども多くなるようです。従って混んだ杉を間伐することににより、山も守られそして活用すりことにより、地球温暖化も防止できる。間伐は未来の日本を作る希望なのです。
蔵王山水苑も杉を間伐し、多様性のある自然に戻すことで、花見や紅葉又は山菜狩り等を楽しめる山を作って行こうと考えています。
将来を見据えて頑張って参ります(●^o^●)