崩壊する地域医療に歯止めを

皆さんこんにちは!今日の蔵王は雪です。事務所から見えるお釜も雪のためにまったく見ることが出来ません。
さて、「地域医療が危ない」と報道で目にする機会が増えたように感じます。確かに我が町蔵王も例外ではなく、地方の医師不足は深刻です。
蔵王山水苑が位置する蔵王町遠刈田温泉エリアも診療所がありません。今までの別荘のあり方というのは、「普段は都会に住んでいて休暇の時は別荘に来る」というのが一般的でした。しかし、そのあり方もこの数年変わりつつあるように感じます。
蔵王山水苑においては現在定住者が100世帯ほどいらっしゃいますが、この割合は年々増えつつあります。それに平行して住む方の高齢化も進行しています。
介護施設については併設する老人保健施設や苑内に新たに6月にオープンするショートステイの福祉施設がありますが、地元の人にとって病院の有無は重要なことだと思います。
そこで蔵王山水苑はこういった住民様の声に応えるために今年度から、近隣に診療所の誘致を進めてまいりたいと考えております。それはひいては蔵王町全体の為にもなりますし、せっかく都会から来られる方が安心して住める環境を整えることも我々の重要な仕事だと考えております。
病院があり、文化施設がありまた商業施設もそれなりにある。そして自然と温泉を満喫できる完成された町づくりを今後も進めてまいりたいと考えています。
山水苑日記 | 2011.03.02 13:32 | コメント(0)
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