村井知事は、宮城県内の事業者に出されていた休業要請を、5月7日以降、全て解除する考えを明らかにしました。一方で、5月10日までとしていた県立学校の休校は、31日まで延長されます。
宮城県 村井嘉浩 知事
「宮城県としては徹底した感染防止策を施設管理者に働きかけることを前提に、休業要請を一旦解除し、関係団体と今後のことを協議していきたい」
村井知事は、5日の県対策本部会議でこのように述べ、7日以降、県内およそ3万の事業者に出されていた休業要請を、全て解除することを明らかにしました。
外出の自粛については、県をまたぐ旅行やクラスターが発生しやすいとされる接待が伴う飲食店や、カラオケボックスなどについては利用の自粛を求めるものの、それ以外については、予防策を徹底すれば外出しても構わないとしています。
一方で、県立学校の再開時期については、いわゆる「3密」になりやすいとして、5月10日までとしていた休校の期間を、5月31日まで延長することを決めました。
また県はこのほか県立図書館や県美術館など県有施設については、感染防止策の準備ができ次第、順次再開する方針です。
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