記録的な大雨の影響で宮城県登米市と栗原市にまたがる伊豆沼のハスの水没が確認され、登米市などは20日、「伊豆沼・内沼はすまつり」迫会場の延期を決めました。栗原市の若柳、築館両会場は対応を検討しています。
23日から開催予定だった登米市迫町新田のまつり会場では、水位が最大で通常より約2メートル高くなりました。大雨前まで水面を覆っていたハスの葉は水中に黒ずんで沈み、遊覧船乗り場の桟橋の一部が水没、破損した船もありました。
水中のハスの根からは若い葉が成長しており、関係者は8月上旬の開花を期待する。迫会場実行委員長の高山勝之さん(77)は「今年は花の咲き具合がよかっただけに残念でならない。若芽が次々と出ているので、できるだけ早くお客さんを案内したい」と話しています。