『こけし橋』
白石川支流の松川にかかる遠刈田大橋、通称「こけし橋」。この橋では巨大なこけしが、蔵王を背景にしてお客様を迎えています。このこけしは、昭和46(1971)年に橋の欄干脇の四隅に建てられました。以来、伝統こけし産地のシンボルとして観光客を見守ってきました。遠刈田こけしは、頭部がさし込みしきで比較的大きくなっているのに対して、胴が細目になっています。施される模様は、手書きの花模様が中心で、その他、図案化された菊花や梅の模様、木目模様などが見られます。華麗さにおいては、こけしの各系統の中でも一番と言われています。