秋の味覚:むかご(零余子)
秋本番の山水苑にむかごの芋のつるを見つけました。
むかごは、山芋の葉の付け根にできる小指ほどの球根です。小さな粒の一つ一つに山芋の香りとコクが凝縮されています。噛んで外側の皮をブスッと破ると中のトロッとして、かつ上品な中身が出てきます。
ただし、むかごはヤマイモ科の総称ですので、掘ってみなければ自燃儒(じねんじゅ)か長芋(ながいも)か、またはイチョウ芋かはわかりません。むかごを掘るめやすは、つるの太さが長箸程度になれば良いそうです。
自燃儒であることを願いつつ、もう少し様子を見ることにします。