東北大名誉教授 櫻井 英樹 氏

 おはようございます!今日はおめでたいニュースの報告があります。
先日、河北新聞に報じられた東北大名誉教授の桜井英樹先生。ケイ素科学の世界的な権威でもある氏は、実は蔵王山水苑のオーナー様。記事には氏が国際的にも有名な有機ケイ素化学の研究者として紹介されておりました。
研究を始めた当時は、次々に新発見を発表しましたが、理解者も少なく学会の聴衆は助手が2、3人という状況だったとこれまでの経緯を苦労話と共に語る桜井さん。
それが、今は国際的評価が高く「サクライ・リアクション(反応)」「世界の桜井」と呼ばれるまでになるには並々ならない苦労があったんでしょうね。
私は無学なのでケイ素という言葉自体あまり聞きなれない言葉なのですが(~_~;)どうやらそのケイ素とは我々には比較的馴染みの深い言葉に置き換えると(シリコン)らしいです。確かにこのシリコンは現代の暮らしには欠かせない物ですね。例えば半導体、ソフトコンタクトレンズ、潤滑油・・・その他にも我々の知らないところで、たくさん利用されているのでしょう。それは無学な私でも十分理解できます。
研究の第一線を退いた今でも氏は「機会があればケイ素を使った無害農薬を研究したい」と語っています。そのバイタリティには頭が下がります。こらからも世界のために頑張ってください!蔵王山水苑職員一同心より応援しております。
山水苑日記 | 2007.10.29 09:15 | コメント(0)

問われる企業倫理

おはようございます!今日の蔵王は昨日と一転して青空!台風も日本列島を反れて行ってしまい、まずは一安心と言ったところでしょうか。
ところで連日ニュースでも報じてますが、英会話学校最大手の「NOVA」が会社更生法の適用を大阪地裁に申請して、事実上の経営破たんしたそうです。負債総額は7月末現在で439億円ですって。大変な金額ですね、そして全国にいる30万人の受講者は教室の一時閉鎖により、受講料も棚上げの状態で大変な損害を被っているという事でした。もともとこの会社は受講料の変換の問題や、講師の不足などで、行政処分が入ったことで経営が行き詰り始めたと思うのですが、むしろそのもっと前に、この種は蒔かれていたような気がします。それは企業の倫理観の欠如です。この事件の他にも食品の偽装の問題や防衛省の幹部の接待問題等数え上げたらキリがないくらい、企業の倫理観を問われる不祥事が続いています。こういう問題を見るたびに私が思うのは、企業というものは元々利益を上げる集合体という側面以上に大切な役割があって、それは社会に必要とされている、そして社会に貢献しているという、この二つの役割を果して初めて、社会において生かされるということ、そしてその向こう側に始めて利益のついて来るそう思います。それを忘れている、経営者がなんと多いことか・・。
我々蔵王山水苑も34年間別荘地の開発に携わってまいりました。そして社会に対して、住環境の提供、そして安らぎの提供という重要な役割を果たしているという自負を持っています。
この蔵王山水苑という一つの町の中に実にたくさんのドラマが存在しています。それは住んでいる人達のドラマ、動物達のドラマ、そして地元蔵王町とのドラマ・・。そんな無限のドラマの向こう側に、「蔵王山水苑」の永続的な発展というものが、あるのかなあ・・などと思っています。
これからも倫理観とサービス精神を持って、日々の業務にあたり、皆様に心地よい住環境を提供していけたらと思っております。それが少しでも社会に対する貢献になると信じながら・・。これからも「蔵王山水苑」をよろしくお願い致します。
(苑内より見た蔵王も麓まで紅葉が下りてきたようです)
山水苑日記 | 2007.10.28 10:55 | コメント(0)

蔵王の紅葉

現在滝見台付近が見頃

 標高450m〜1000mの滝見台付近が紅葉の見頃を迎えていて、11月上旬まで十分紅葉が楽しめますが蔵王山頂へ行かれる方は、必ず上着をお持ち頂き、寒さ対策を十分行って下さい。
エコーラインの交通情報として、10月22日(月)〜午後5時〜翌日の午前8時まで夜間通行止め。11月11日(日)午後5時〜翌年の4月下旬まで冬季閉鎖になります。
あと、2週間でエコーラインが通れなくなってしまいます。その前に蔵王の素晴らしい景色をご覧になってみてはいかがでしょうか。

山水苑日記 | 2007.10.27 10:55 | コメント(0)

コブシの実

拳(こぶし)

おはようございます!今日の蔵王は曇りの予報。週末にかけてもあまり良い天気ではないようです。週末にかけて紅葉を見に蔵王を訪れるという方は、一応雨具をお持ちになった方がいいかもしれません。
今日のご紹介は「拳(こぶし)」コブシはモクレン科モクレン属落葉高木、あの有名な「北国の春」に唄われている事でも有名ですね。確かあの歌は都会に出た人がコブシが咲き乱れる田舎の母親を偲ぶという曲だったと思いました。歌い手の千昌夫さんの東北訛りの歌い方がなんとも曲とマッチして、聴いている人が一様に望郷の思いに駆られる。そんな曲でした。私も子供ながらこの曲を聴くと温かい気持ちになったのを思い出します。
この春の代名詞とも言えるコブシ。花もとてもきれいで魅力的ですが、実のほうも真赤に色づきとてもきれいなんです。コブシの語源はこの実が、こどもの拳に似ていることから付いた名前なんだそうです。その事を考えると、コブシの主役はむしろ実の方、秋の植物とも言えると思います。そして写真を撮るのにこの実を良く観察してみると、実の一つ一つに糸のようなものが付いていて、実が熟して落ちる時に一気に落ちないようになっているんです。植物もちゃんと子孫の残し方を考えているんですね。近くにコブシの木があるという方はぜひ観察してみてください!
さあ皆様!北国の秋を楽しみに宮城蔵王を訪れましょう!
山水苑日記 | 2007.10.26 09:04 | コメント(0)

実りの秋

カリン

本日業務が忙しく、更新が遅れたことをお詫びいたしますm(__)m
本日ご紹介は山水苑内「いぶきの丘」の公園にあるカリンの木。この木に実がなってました。まだ青い実ですが、近くによるととてもいい香りがしました。この実を車の中に入れておくと、天然の芳香剤になり、車の中はとても爽やかな香りに包まれるんです。その他にも喉に良いとか、鎮痛効果があるとか、色々体に良い効果のあるカリン。花もとてもきれいなんです。興味のある方はぜひ調べてみてください。

山水苑日記 | 2007.10.25 19:21 | コメント(0)
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情報誌「やまぼうし」