本日は蔵王町の歴史ある祭りの一つの「旧羽前街道 道中祭り」に参加してきました(●^o^●)旧街道を甲冑行列が行進する様は壮観でした!!ここで旧羽前街道の歴史について紹介します。
羽前街道は今から1100年もの昔、延喜年間(901〜922年)から開けていたと言われるこの街道は、現在の国道4号線宮より奥州街道と分岐し、永野宿、猿鼻宿(通称.花町)を経て四方峠を超え、川崎笹谷峠を通って出羽へ行く太古の東北横断道である。
人々の行き交う交通の要として栄えてきたこの道も、時には悲惨な戦場となり、時には厳かに大名行列が通り、また旅人の心を和ませる休息の場でもあった。
その面影は,千古の時を越えて未だにひっそりと息づいている。
今から1000年もの昔、前九年の役(1051年)奥州の豪族、安倍頼時、安倍貞任・宗任が源軍と一進一退の激戦を交わし、また文治の役、奥州征伐(1185年)では藤原秀衡が鎌倉軍28万の軍勢と激しい攻防戦を繰り広げた伝説の地として、今に伝えているのです。
特に、前九年の役では鎌倉軍の「鎌倉権五郎景政」と安倍方の「鳥海弥三郎友景」の両武将の対決は、それは見事なものと今でも語り継がれている。
”遥かなる歴史への道 ”羽前街道の道筋には、数多くの伝説が残されている。
「首無し地蔵」「片目の鰍」「天目清水・毒清水」など、また今でも地名として使われている「一戦場」「根無し藤」「ガッタリ場」など、今も後世に伝えている。
歴史への道、この古き街道を歩いて、太古の昔へタイムスリップするのも、また楽しいものではないでしょうか。
こんな歴史のある街道なので皆様も機会があればぜひ散策してみてください!!
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