『伊達宗高公命願の跡」

『伊達宗高公命願の跡」

御釜の南側に高さ1758mの刈田岳があります。「蔵王堂古記録」によれば、元和元(1615)年から6年間噴火が続き、大きな被害が出ました。伊達政宗から鎮静を命じられた七男宗高(村田城主)が岳に登り、命を天に捧げることを誓い、火山鎮静護を祈ったところ、噴火が止まりました。このため、宗高は、人々から深い信頼を集めていましたが、1626年、19歳の若さで亡くなりました。刈田嶺山頂には、「伊達宗高公命願の跡」という碑が建立され、後世に遺徳を伝えています。宗高が眠る龍島院(村田町)では、8月17日の命日に合わせ「伊達宗高公まつり」が開催されます。
山水苑日記 | 2012.06.06 12:37 | コメント(0)
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情報誌「やまぼうし」