オートバイの「アジアロードレース選手権」の第3戦が8月13、14の両日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOを舞台に行われる。東北初開催で、日本やタイ、マレーシアなど計10カ国・地域の93選手が出場する見通し。各国の料理や文化の紹介をはじめ、観光イベントも計画する。
第3戦は選手やスタッフ、観客ら約3000人の来場を見込む。サーキットでは人気の「バイク弁当」の販売や県南自治体による物産展を、町内では蔵の町並みのライトアップや竹灯籠作りなどを予定する。
SUGOを運営する「菅生」の遠藤渉社長と大沼克巳町長が25日、県庁を訪れ、村井嘉浩知事を表敬。遠藤社長は「アジアの熱いレースを観戦してほしい」とアピールし、大沼町長も「町内の活性化につなげたい」と語った。村井知事は「新型コロナウイルスの感染対策を万全にして、楽しい思い出に残る大会にしてほしい」と期待した。
アジア最高峰のオートバイレースとして知られる選手権は今年3〜11月、東南アジアを中心に計5戦を展開する。往年の名ライダー伊藤真一さん(宮城県角田市出身)率いるチームも参戦。150cc〜1000ccの5クラスに分かれ、獲得ポイントの合計で頂点を争う。
観覧チケットなどの詳細はSUGOのホームページで確認できる。連絡先は
0224(83)3111