山水苑の野鳥

サンショウクイ

おはようございます!ゴールデンウィーク明けの蔵王は抜けるような青空!休み明けで疲れがたまっている方も多いのではないでしょうか。
蔵王山水苑はゴールデンウィークで大変賑わっていたのが、嘘のように静まり返っています。事務所でこの日記を書いている間、通常に戻った苑内からウグイスの声が聞こえてきます。
ウグイスも連休中は余暇を楽しんでいたのか、それとも私が忙しくて、それどころではなかったのか・・分かりませんが、とにかくしばらくの間声を聞いていませんでした。
さて本日の話題は、同じ野鳥ではありますが、ウグイスではありません。今日ご紹介するのは「サンショウクイ」という鳥です。
この「サンショウクイ」は主に関東地方で見られ、東北地方で見かけるのは珍しい夏鳥だと言うことです。この珍しい名前の由来はこの鳥が山椒の芽が出る4月下旬から5月上旬の間に見られ、その鳴き声が「ひりりん、ひりりん」と辛いもの(山椒)を食べた時に出すような声で鳴くことから来ているようです。本当かなあ・・と疑いたくなるような由来ですが、この鳥が「山椒食い」と呼ばれているのは事実です。
木に長く止まっていることがなく、鳴き声は聞こえても、姿を見ることはなかなか出来ない鳥だと言うことなので、ぜひご覧になってみて下さい!
さあ連休明けお仕事の方も、そうじゃない方も気持ちを入れ替えて頑張りましょう!
(細身で精悍な感じの鳥です)
山水苑日記 | 2008.05.07 11:57 | コメント(0)

ゴールデンウィーク最終日

おはようございます!「ゴールデンウィーク最終日」皆様いかがお過ごしでしょうか?!昨日、一昨日とあまり天気に恵まれませんでしたが、ゴールデンウィークもこの最終日に来て、抜けるような晴天になりました。
昨夜は風が強く、また雨も降っていました。ですから、夜のうちに大気中の塵が洗い流されたのか、今朝は蔵王連峰がスッキリと見えました。
あまりにもきれいに見えるので、今日の写真はこれ!とすぐに決めてしまいました。この新緑の時期は春霞がかかって、山が見えないことが多く、今日みたいにきれいに見えるのは珍しいので皆様もご覧になってください。
この写真は蔵王山水苑内「いこいの森」と「いぶきの丘」の真ん中を、分断して流れている一級河川の「松川」、この蔵王のお釜から流れ落ちてくる川にかかっているのが「山水大橋」です。この橋の上から撮影しました。蔵王に向って右側が「いこいの森」左側が「いぶきの丘」です。
どうですか、絶景ですよね?こういう自然環境に恵まれている所で毎日を過ごせる私は幸せ者です。ですから連休中休みがなく働いたとしても、なんてことはないのです。まあ・・それは、あくまで私事。ですからその事はこっちに置いておいて、連休中を蔵王山水苑でお過ごしになった皆様、帰り道はまだまだ渋滞が予想されます。疲れもたまっているかと思いますので、休憩を入れながら気をつけてお帰り下さいm(__)m
山水苑日記 | 2008.05.06 09:57 | コメント(0)

こどもの日

お神輿が来ました

おはようございます!今朝の蔵王は曇っています。時々雨も降ってきて、なんかスッキリしない天気です。この後も同じような空模様が続くという予報が出ており、せっかくの連休本番なのにとても残念です。でも連休最終日の明日は晴れの予報が出てますから、今日雨でお出掛けを見合わせた方は、明日にご期待下さい!
さて今日はこどもの日ですね!しかし、最近は子供が少なくなった為か、鯉のぼりを見ることがなくなったように感じるのは私だけでしょうか・・。
私が思うに、もちろん少子化の影響がないとは言えませんでしょうが、昔ながらの伝統を重んじる方が少なくなったように感じます。やはり、我々は先人達の歴史と伝統の上に立ち、そして生かされているのですから、昔ながらの伝統は後世に受け継いでいく責任があるように思います。
わが家でも小さいながらも鯉のぼりを飾りました。小さな鯉のぼりが風に揺られて、泳いでいる様を眺めていると自分が小さな子供だったときのことを思い出して温かい気持ちになります。人をこういう気持ちにさせることこそが、伝統的な行事の果たす大きな役割なのではないかと思います。
少し話が逸れましたが、本日こどもの日に遠刈田にある刈田嶺神社から、たくさんの人たちを従えてお神輿がやってきました。今は人が担ぐのではなく、トラックに乗って来るのには少々驚きましたが、手を合わせると、とても厳粛な気持ちになりました。そして、ここでもしっかりと伝統が受け継がれていると感じると、なんかホッとしました。
皆様は伝統を意識したことはありますか?私たちの周りには、まだまだたくさんの伝統と歴史文化が生きています。それに触れた時日本人であることの喜びを噛締めてみましょう!古いものは捨て去るのではなく、大事に活かし新しい時代に発展させていく事が大事なのだと思います。
まさに「温故知新」ですね!我々蔵王山水苑も35年の歴史と伝統を活かしながら、新しい時代に発展して行こうと考えています。
今日は少し堅い話になってしまいましたが、許してください。
さあ連休後半気をつけてお出掛け下さい!

山水苑日記 | 2008.05.05 09:45 | コメント(0)

蔵王町文化財展

六角遺跡

 朝は霧雨が降り今日は天気が悪いのかなと思いましたが雨は止み晴れてきました。
ゴールデンウィーク期間中、雨は降らないで欲しいと願うばかりです。

 平成2006年(平成18年)に蔵王町小村崎地区の円田で「六角遺跡」が発掘されたのをご存知ですか。
 私たちの足もとには、昔の人々が暮らした家の跡や、そこで使われた土器や石器などの道具が埋まっている場所があります。
「六角遺跡」もそのひとつです。
六角遺跡の「六角」という地名は、丘の上にある六つの顔をもった「六角地蔵」にちなんだものだそうです。
 発掘調査が終わり発掘された土器などは「ございんホール」に展示しています。
是非ご覧下さい。
詳しくはこちらhttp://www.gozain.jp/
山水苑日記 | 2008.05.04 11:41 | コメント(0)

花蘇芳(はなすおう)

植樹した木が花を咲かせました

おはようございます!今日からゴールデンウィークの後半です。皆様はいかがお過ごしですか?
今朝の蔵王はスッキリとまではいかなくても、晴れています。時折空に雲がかかる事がありますが、この後も雨の予報は出ておりませんので、雨が降ることはないかと思います。
さて先日この山水苑日記に山水苑住民の皆様方のお力を借りて、植樹をした記事を掲載しました。当日は50本ほどの木を植えましたが、そのときに植えた「花蘇芳(はなすおう)」がきれいな花を咲かせていましたので、お見せします。
この「花蘇芳(はなすおう)」はマメ科の植物で、元々は中国の原産。日本に入ってきた時期は江戸時代の初期だと言われています。
この花蘇芳の語源は、神代に使う染料の「スオウ」に似ているからだということです。花言葉は「豊かな生涯」私はまだまだ豊かな生涯を送っているとは言えませんが、この蔵王山水苑にお住まいの方は豊かな生涯を送っている方がたくさんいらっしゃいます。ですから、苑内に咲いている花としてはピッタリの花と言えるのではないでしょうか。
この「豊か」と言う言葉はとかく「経済的な意味」として使われることが多いと思いますが、私が思うに「豊か」の本来の意味は別なところにあるのではないかと思っています。どんなに経済的に豊かになっても、病気になったり、精神的に充たされなかったりすれば、その生涯は必ずしも豊かとはいえません。
いやむしろ精神的に充たされていれば、多少貧しくても健康的に幸せに生涯を送れるのかなあと思っています。
まあ、そういう意味で捉えれば、私もこの蔵王山水苑に職を持ち、色々な出会いの中で、とても充実した日々を送らせて頂いております。そして大変豊かな蔵王の自然の中で働くことができ、蔵王に対しても大変感謝しています。今後も一人でも多くの方の「豊かな生涯」のお手伝いが出来ればとても嬉しいなあなどと思っています。
さあ皆様も蔵王の雄大な自然を満喫しに、この蔵王町に訪れましょう!きっと良い事があると思いますよ!シメはいつもの言葉で蔵王にございん!
※「蔵王山水苑ご招待キャンペーン」は5月10日までです。
お申込はお早めに!http://zao-sansuien.jp/campaign/
山水苑日記 | 2008.05.03 11:44 | コメント(0)
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情報誌「やまぼうし」