続き
おはようございます!今朝の蔵王は昨日に引き続き曇の天気。雪の予報も出ておりますので、寒さ対策は万全になさってください。さて天気の方もさることながら、話題の方も昨日に引き続き「蔵王の将来像」について語りたいと思います。
昨日は「蔵王町長期総合計画」で言う、今後10年の蔵王まちづくりの基本理念について触れました。本日は、「めざす将来像」について私の拙い見解などを述べさせていただきたいと思います。「長期総合計画」では目指す将来像について「人に優しい・自然に優しい・みんなで創る町」と言っています。そしてそのキャッチフレーズで「憧れの町蔵王を目指して」となっているようです。私が思うに、第一印象としては具体性に欠け、ピンと来ないなあ・・と言うのが私の印象でした。私が思うに、「人に優しいとはどういう風に?」「自然に優しいとはどういう風に?」そして「みんなで創るとはどんな形に?」というのがイメージできませんでした。むしろキャッチフレーズの「憧れの町蔵王を目指して」と言う言葉のほうが全てを語っているようで、とても耳心地が良かったというのが本音です。まあ解り易いからキャッチフレーズなんでしょうけども・・。
じゃ人はどういう理由でその町に憧れるのでしょう?色々な見解はあるとは思いますが、ずばり言って住める場所か否かと言うことに尽きるのではないでしょうか。もちろん住む世代がどうかと言うことも、あるとは思いますが、いずれにしてもその町に住んでいることが、その人にとって過度な負担を伴わないと言うことは、とても大事な条件だと思います。その点この蔵王町は地方に住んでいる事の負担は限りなく、少ない町だと私は思っています。
交通アクセスの問題、医療の問題、雇用の問題そして買物の問題、最後に歴史文化の問題。現在日本中の地方全てが抱えているこれらの問題は、蔵王町については解消されていると思っています。まあまだまだ不足だと言われる方が多いのも一方では事実ですが、少なくとも私は将来に渡って解消されていく問題だと思っています。
なぜなら地方の再生に蔵王町は町長はじめ、住民が一丸となって取り組んでいるからです。そして住民約1万3千人の内の500世帯を擁する我々「蔵王山水苑」もこの問題には積極的に関わっていこうと考えております。これらのことが、全て実を結んだ時、この蔵王町は地方再生の先駆的存在になるのかなあなんて壮大なことを私は考えています。
なんて言っているうちにまた今日も長くなってしまいました。勝手な考えをつらつらと述べてしまいましたが、これからも蔵王山水苑は蔵王町の住民が少しでも増えるように、そして蔵王が世界中の人から羨望の眼差しで見られる町になる為に頑張って行きたいと考えています。
(今朝の蔵王の様子)