冬至

冬至かぼちゃ

おはようございます。今日は冬至、1年の中で一番昼間の時間が短くこの日を境にだんだん日が長くなっていきます。2〜3日に1分の割合で日が長くなっていくそうです。冬至については様々な言い伝えや風習が残されています。「冬至に天気がよければ翌年は豊作」「冬至に雷が鳴れば雨が多い」「冬至に南風がふけば地震・日照り・大雨」「冬至に雪が降れば豊作」という言い伝えも残っています。
 この日「冬至かぼちゃ」といってかぼちゃを食べると病気にならないといわれ、古くから各地で言い伝えられています。そのほかにも「厄よけになる」「中風(脳卒中)にならない」「風邪にならない」「一年中おこづかいにこまらない」「長生きする」などの言い伝えがあります。
実際にかぼちゃには、体内でビタミンに変化するカロチンがたっぷり含まれています。ビタミンAは、肌をツヤツヤにし動脈硬化の予防になるだけでなく、皮膚や粘膜、視力、骨や歯にも効果があるものです。昔の日本では冬至のころになると秋野菜の収穫も終わって、食べられる野菜もほとんどなくなっていました。そこで元気に冬を越せるようにと願いを込め、栄養もあって保存もきくかぼちゃは特別に大切にして、食べていたようです。冬にビタミンなどの供給源が不足した時代のかぼちゃは貴重なものだったといえます。
 私の家でも今日は「冬至かぼちゃ」を食べます。
山水苑日記 | 2007.12.22 10:36
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情報誌「やまぼうし」