どんと祭

宮城県伝統の祭事

おはようございます!今朝の蔵王は曇っています。時々晴れ間も出ておりますが、予報ではこのままぐずついた天気になるようです。
ところで今日は宮城県伝統の祭事「どんと祭」です。
この「どんと祭」は全国的にも最大級の正月送りの行事で、その中でも一番有名なのは仙台大崎八幡宮の「どんと祭」です。300年の歴史を有するこの祭事は毎年14日に正月に飾った注連縄や松飾を境内の一角に集め「忌火」により点火し、やがて大きな炎に包まれ燃え始めますとその火の周りを参拝者が回りながら、その「御神火」にあたるというものです。この「御神火」にあたった人は心身が清められ、一年間無病息災・家内安全の加護を得ると言い伝えがあるそうです。このどんと祭にはもう一つの側面があって、「御神火」を目指して参拝する「裸参り」があります。厳寒時に白鉢巻、白さらしを巻き、口には「含み紙」と呼ばれる紙をくわえて、右手に鐘、左手に提灯を持ちながら数千人が無言で参拝する様は、静かですがとても厳粛な雰囲気でかつ威勢が良く杜の都仙台の冬の風物詩として、人気が高いようです。この「どんと祭」は無形民族文化財にも指定されているようです。皆様もぜひこの「どんと祭」に行ってみて下さい!
ちなみに私は毎年行っています。

山水苑日記 | 2008.01.14 09:04
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