思いっきり感動
今般の岩手宮城地震のニュースは連日放送されています。今般の震災の被災者の皆様にお見舞いすると共にお亡くなりになった方に深く哀惜の意を念じます。そんな中で少し温まるニュースを見て深く感動致しました。
それは被災地で被災勧告を受け、住民が全て避難した後に82歳の老人が、牛の事が心配で行政や家族の避難勧告も受け入れない老人に対して、災害時工事現場で交通誘導をしていた1人の警備員が会社とも連絡がとれず自主的にその地に残り、被災者の救援をしていた警備員が行政や家族すら諦めた老人の説得に必死で語り掛け、半ば「おれは年だから」と生きる事に希望を失くした老人に警備員は「生きましょう!命が一番大切です」など。疲労で又真黒になった顔で声は嗄れていながら懸命に老人を説得し、とうとうその老人は一言「負けたな」と言って警備員と共に避難した老人の顔は心成しか生きる希望に輝いた様に思えた。又警備員はどうしてそこまで出来るのだろう・・彼を動かしたのは何であろう・・もしかしたら彼が担当した工事現場で誰かが被災しその自責の念からか。それとも単に正義感からか分からない。しかし老人を説得した後、避難所に老人を案内するその背がとても寂しそうであった。単に疲労からならいいが、何となくとても重いものを背負っている様であった。ただ一つ言える事は、こんな世の中でもまだまだ人情はすたれていない。がんばれ!負けるな!私はその警備員に貴男も生きろとエールを送りたい。
追記
岩手宮城地震の被災者に、山水苑住民で何か出来ないものか考えてみませんか。提案のある方は管理事務所へご一報下さい。
今日の一言
自然を愛することの出来る人は、人間をも愛せる。
草刈り後きれいになったO様所有地