意外なサバイバル術

 岩手・宮城内陸地震の余震が今も続いていますが、苑内のオーナー様のご自宅にある身近な物で、災害時に少しの工夫で少しでも快適に乗り切る方法です。ゴミ袋は避難所の床などに敷けばシートの代わりに、袋に切れ目を入れてかぶり頭と両手を出せば、雨具や防寒具になります。買い物かごや段ボールの箱の中に袋を開いて入れれば、給水車から水を運ポリタンクの代りになります。ラップフィルムは皿に載せて料理を盛ります。食べ終えたらラップフィルムを捨てれば皿洗いの水が不要です。怪我をした患部に巻けば包帯の代用になり、やけどしたら、その上から保冷剤で冷やす方法もあります。カセットコンロは、災害時の調理に役立ちます。圧力鍋があれば調理時間が半減できガスも節約できます。電気温水器は数百リットルの水槽。停電しても、しばらくは暖かいままです。負傷者救護など、水が必要なときのに大切に使いましょう。
 身近な物の意外な活用方法です。
山水苑日記 | 2008.09.09 11:07
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情報誌「やまぼうし」